実写 整備品 キャノンⅡF E P 刻印 50㎜f2.8ゼブラ仕様付

出品のCanonⅡF／50mmf2.8ゼブラ仕様付は、ⅡAF型に1/8秒以下のスローシャッターを加えた機種です。付属品として純正レンズキャップが付きます。 スローシャッターダイアルは、ⅣS型やⅡD型と同じ最高速シャッタースピードを1/500秒、レール直結式フラッシュ同調装置の接点をFPのみとしたモデルです。1953年製 　本機は、＜E・P＞刻印が残る希少な輸出専用モデルになります。 「本機の状態」 　経年使用によるスレやキズが各所にあります。光学系にも取り切れないチリや拭き傷が残りました。レンズ鏡胴外装自体は比較的状態の良い方ですが、レンズにキズやクモリが残りました。反射の強い被写体や逆光時にはゴーストやフレアが出て来ます。 距離計の二重像合致像はクリアーです。フォーカス合わせに問題はありません。 スローを含めシャッター各速に問題はありません。（低温時の動作保証は出来かねます） 高速側のシャッタームラは無く実写結果は良好です。光線引き等の不具合も有りません。 「注意点」 ・フイルムの装填はバルナックライカの装填方法に準拠します。 ・フイルム装填で巻き上げが重くなります。ゴリゴリ感は無いので無理な巻き上げは避けてください。 ・フイルムカウンターは逆算式です。ダイアルを時計方向に回転させセットして下さい。逆転させるとカウンター故障の遠因になります。 ・シャッタダイアルのセットは、巻き上げ後に一段毎にセットしてください。飛ばしてセットすると故障の原因になります。 ・レンズの装着は繰り出してからマウントねじ部にハメると楽に入っていきます。 ・レンズには無限遠ロックが有りますので解除してからフォーカス合わせをして下さい。 ・国産バルナックライカ型のカメラには、いわゆる「お決まり」が沢山あります。 youtubなどで操作確認後に実撮影に臨んでください。無理は禁物です。 「作例写真」 磐越西線C57180牽引ばんえつ物語号。 35mm・50㎜　フジカラー400使用 会津若松駅、荻野駅進入、、尾登駅手前カーブ 　本機は実用機でコレクター向けの美品ではございません。僭越ではございますが、細部にこだわる方は専門店での購入をおススメします。 日本語によるお取引のみで現状販売As is sale品です。撮影を含め保証はございません。プロフィールを確認くださいますようお願いいたします。